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Samsung の自動ブロッカーで USB デバッグができない時の ADB 対処法

One UI 6 以降の Samsung Galaxy では、自動ブロッカー (Auto Blocker) が USB 経由の ADB やアプリのインストールを止めることがあります。確認方法、作業中だけオフにする方法、オンに戻す方法を解説します。

One UI 6 以降の Samsung Galaxy には、自動ブロッカー (Auto Blocker) というセキュリティ機能があります。この機能は、USB ケーブル経由でスマホに送られるコマンドもブロックします。オンになっていると、USB デバッグをオンにできない、adb devices にスマホが表示されない、パソコンからのインストールが失敗する、といった症状が出ます。このガイドでは、確認方法と作業中だけオフにする方法を紹介します。

自動ブロッカーの機能

自動ブロッカーは、提供元不明のアプリや USB ケーブルを使った攻撃からスマホを守ります。One UI のバージョンによって項目は少し異なりますが、主に次のような機能があります。

  • 許可されていない提供元からのアプリをブロック
  • アプリのマルウェアチェック
  • USB ケーブルによるコマンドをブロック (Block commands by USB cable)
  • メッセージアプリで、隠しコードを含む可能性のある画像をブロック

ADB の邪魔になるのは USB の保護です。バージョンによっては、自動ブロッカーが有効な間は USB デバッグをオンにすることすらできません。

症状

  • USB デバッグ がグレーアウトしている、またはオンにしても自動でオフに戻る。
  • 自動ブロッカーによって操作がブロックされたというメッセージが出る。
  • ケーブルもドライバーも問題ないのに、adb devices に何も表示されない。
  • パソコンからの APK のインストールが拒否される。

自動ブロッカーをオフにする方法

  1. 設定 › セキュリティおよびプライバシー (Security and privacy) を開きます。
  2. 自動ブロッカー (Auto Blocker) をタップします (バージョンによっては その他のセキュリティ設定 の中にあります)。
  3. オフ にします。またはオンのまま、USB ケーブルによるコマンドをブロック だけをオフにします (この項目があるバージョンの場合)。
  4. 設定 › 開発者向けオプション に戻り、USB デバッグ をオンにします。
  5. ケーブルを挿し直し、スマホに表示される USB デバッグを許可しますか? を許可します。

最大限の制限 (Maximum restrictions、最近の One UI にあるさらに厳しいモード) を使っている場合は、それもオフにしてください。このモードは自動ブロッカーをオンのまま固定するためです。

作業後はオンに戻す

自動ブロッカーは便利な保護機能です。特に、毎日持ち歩き、公共の充電器につなぐスマホでは役立ちます。デバッグが終わったら、USB デバッグをオフにし、自動ブロッカーをオンに戻してください。

そのほかの Samsung のチェック項目

  • Windows の Samsung USB ドライバー。 これがないとスマホが検出されません。adb devices にデバイスが表示されないときの対処法 をご覧ください。
  • USB モード。 通知パネルを下ろし、USB の設定で ファイルを転送 (Transferring files) を選びます。
  • Knox や仕事用プロファイル。 会社が管理するスマホでは、ポリシーで USB デバッグがブロックされていることがあります。IT 部門に確認してください。

ADBKit の場合

ADBKit は Chrome や Edge から WebUSB でスマホに接続するため、自動ブロッカーの影響を同じように受けます。上記の手順でオフにしてから、もう一度接続してください。Wi-Fi でワイヤレス デバッグを使う場合は USB ケーブルの保護は適用されませんが、開発者向けオプションとワイヤレス デバッグはオンにしておく必要があります。

Samsung 専用の書き込みモードについては、Samsung のダウンロードモード をご覧ください。