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Huawei・Honor で USB デバッグができない時の ADB 対処法

ADB が Huawei や Honor のスマホを認識しない原因と、それを解決する EMUI、MagicOS、HarmonyOS の設定を解説します。充電専用モードでの ADB デバッグや HiSuite の表示への対処も紹介します。

Huawei と Honor のスマホ (EMUI、MagicOS、HarmonyOS) には、ほかのメーカーにはない ADB 関連の設定がいくつか隠れています。adb devices が空のままだったり、スマホが HiSuite に切り替わってしまったりする場合は、たいていこれらの設定のどれかが原因です。

手順 1: 開発者向けオプション

  1. 設定 › 端末情報 (About phone) を開きます。
  2. ビルド番号 を 7 回タップし、求められたら画面ロックの PIN を入力します。
  3. 設定 › システムと更新 › 開発者向けオプション に進みます (バージョンによっては 設定 › システム › 開発者向けオプション)。
  4. USB デバッグ をオンにします。

手順 2: 充電専用モードで ADB を許可する

Huawei のスマホは 充電のみ モードで接続されることが多く、このモードでは許可しない限り ADB はオフのままです。開発者向けオプションで次の項目をオンにします。

  • 充電専用モードで ADB デバッグを許可 (Allow ADB debugging in charge only mode)

ケーブルを抜いて挿し直すと、USB デバッグを許可しますか? が表示されるはずです。OK をタップし、このパソコンからの接続を常に許可 (Always allow from this computer) にチェックを入れます。

手順 3: USB 接続モード

ケーブルを挿すと、USB の使い方を尋ねられることがあります。それでも ADB がスマホを認識しない場合は ファイルを転送 (Transfer files) を選んでください。機種によっては、開発者向けオプションの USB 設定の選択 (Select USB configuration) で既定値を設定できます。

手順 4: 代わりに HiSuite が表示される

Windows では、Huawei のスマホが Huawei の PC 用ソフト HiSuite への接続を求めることがあります。不要な場合は次のようにします。

  • スマホに表示される HiSuite の確認を拒否します。
  • パソコンの HiSuite を閉じます。HiSuite は独自の adb サーバーを起動してスマホをつかんでしまうことがあるためです。その後 adb kill-server と adb devices を実行します。

手順 5: Windows のドライバー

Huawei のドライバーは HiSuite に付属しています。HiSuite を使いたくない場合は、Google USB Driver でも動くことが多いです。デバイス マネージャーで、スマホが Android Composite ADB Interface と表示されれば正常です。

Huawei と Honor のワイヤレス デバッグ

新しい Honor のスマホ (Android 11 以降の MagicOS) は開発者向けオプションに ワイヤレス デバッグ があり、ほかの Android スマホと同じように使えます。HarmonyOS の Huawei のスマホでは、この項目がまったく表示されないことがあります。ない場合は USB を使うか、USB 接続中に adb tcpip 5555 で一度ネットワークモードに切り替えてください。メーカーごとの詳細は Xiaomi、Huawei、OPPO、vivo のワイヤレス デバッグ をご覧ください。

ブートローダーと fastboot

Huawei は何年も前にブートローダーのアンロックコードの提供をやめたため、ほとんどの Huawei のスマホはアンロックも fastboot での書き込みもできません。ADB そのもの (shell、logcat、APK のインストール、ファイル転送) は通常どおり使えます。

ADBKit の場合

USB デバッグと充電専用モードでの ADB をオンにしたら、Chrome か Edge で ADBKit を開いて接続します。USB 接続をつかめるのは 1 つのプログラムだけなので、先に HiSuite を閉じてください。ブラウザのデバイス選択画面に何も表示されない場合は、WebUSB がスマホを検出しないときの対処法 をご覧ください。